2006年09月27日

ベネズエラのチャベス大統領、ブッシュ大統領を「悪魔」と看破!

237 :無名の共和国人民 :06/09/22 07:25:17

「『ブッシュは悪魔』ベネズエラ大統領の国連演説に拍手」
2006年09月21日10時22分 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0921/005.html

>> 国連総会一般討論で20日、ベネズエラのチャベス大統領が登壇し、ブッシュ大統領
>>を名指しして8回も「悪魔」と呼ぶ、国連史上例のない激しい演説をした。

>> チャベス氏は、前日ブッシュ大統領が同じ演台から演説したことを念頭に「悪魔が昨
>>日ここにきた。まだこの演台は、地獄のにおいがする」と述べてから、十字を切り、両
>>手を合わせて天を見上げるなどパフォーマンスを披露。演台を示しながら「ここで、私
>>が悪魔と呼ぶ米国大統領が、世界を所有しているかのような演説をした。精神科医に分
>>析してもらうべきだ」とこき下ろした。
>> 一般討論の演説は15分ずつと定められているが、9分近くオーバー。前日6分近く
>>オーバーしたブッシュ大統領よりも長かった。原稿なしで、大半を米国批判に費やした
>>が、終了後は他の演説より長い拍手を受けた。
>> 演説後、米国のボルトン国連大使は「これは侮辱だ」としつつ「あのような演説に反
>>応はしない」とコメント。記者団から「あの演説が大きな拍手を受けたことは、課題が
>>あることを示しているのでは」と問われ「チャベス大統領はこの国で言論の自由を行使
>>できる。彼が自国民に言論や報道の自由を認めないのはとても残念だ」と切り返した。

>> 国連本部では「演台を靴でたたいた旧ソ連のフルシチョフ首相演説以来の珍事。総会
>>の品位といったことよりも、こうした演説が喝采を受けてしまう国際社会の現状の方が
>>深刻だ」との声も上がった。

 記事の最後の国連関係者のコメントが面白い。少なくとも世界をこんなにしたのは、サダム・フセインでもキムジョンイルでもない。

 あらためて言おう「おいブッシュ、世界を返せ」(by マイケル・ムーア)


254 :無名の共和国人民 :06/09/23 12:28:18

>>246
 チャベスは民主的に選出された大統領なのに、CIAの支援したクーデタで殺されかけたんだよ(未遂におわったけど)。だから、彼がブッシュを悪魔と罵るくらいの権利はあると思う。チャベスの内政については、キューバ同様、是々非々で見ていけばいい。

 ただし、カストロ同様、アメリカのプロパガンダに惑わされないようにしたほうがいい。

 アメリカの非難するイランなんて、大統領を直接選挙で選ぶ国だよ。北朝鮮やサダム・フセイン時代のイラクとは違う。あんまり叩くから、ハタミみたいな改革派が後退し、アフマディネジャドみたいなのが支持を集めるようになっちまった。

 ベネズエラについていえば、かの国は革命とそれに対する干渉がせめぎあっている。アメリカの亡命キューバ人部隊はかつて本国へ侵入し武力攻撃すらやった。チャベスがカストロ同様警戒するのもそれほど無理はない。

ベネズエラに続いて、ボリビア、エクアドル。アメリカがどのように 非難しようとも、ラテンアメリカのこの流れは止まらない。アメリカ帝国主義の、もっとも直接的な被害を受けた国々なんだから。


オルタナティブ政治経済
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「アメリカ合衆国を語ろう」スレッドより転載

アメリカの暗黒(3)

235 :無名の共和国人民 :06/09/20 06:01:58

「ベネズエラ大統領選 米国が干渉の動き 野党を支援 民間団体に資金提供も」

2006年9月19日 しんぶん赤旗
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-19/2006091907_01_0.html

>> 十二月のベネズエラ大統領選挙にむけ、野党勢力はまとまりを欠くなかで西部スリア州
>>のロサレス候補が最有力候補となり、現職のチャベス大統領に対抗しています。野党陣営
>>が苦戦を強いられるなか、米政権による野党支援の動きが伝えられ、与党は警戒を強めて
>>います。十三日発表の世論調査では、チャベス氏が58%の支持を得たのに対しロサレス
>>氏は17%でした。

(中略)

>> どの世論調査もチャベス再選が有力だとしています。そのもとで、苦戦する野党をブッ
>>シュ米政権が支援する動きが出ています。

>> ネグロポンテ米国家情報長官は八月半ば、ベネズエラとキューバでの情報活動を監督す
>>るために、中央情報局(CIA)の特別部局を新設すると発表しました。
>> 米国際開発局(USAID)は、ベネズエラの「民主主義を促進する」という口実で、
>>同国内の民間団体に資金援助をしてきました。このほど、USAIDが発表した資料によ
>>ると、同局は二〇〇四年から〇五年にかけて百三十二の契約を結び各種団体に資金を提供。
>>これらの契約の大半は、団体の実態が明確に特定できない形で公表されており、反政府活
>>動をする団体に支援しているとの疑念が強まっています。

 アメリカは、中南米に反米政権ができても、かつてのように諸国の軍事クーデタを公然と支援することはできなくなったが、近年旧ソ連諸国でやったように、大統領選挙でチャベスが再選されたあと、エセの「民主化運動」をでっち上げ、選挙を不正なものとして潰しにかかることは目に見えてる。


236 :無名の共和国人民 :06/09/20 06:05:30

上記の記事でさらに気になったのはこの部分。

>> 七月には駐ベネズエラ米国大使がロサレス候補の地元、スリア州を訪問し、USAIDが
>>援助している民間団体と懇談しました。
>> 同州にはベネズエラの石油の約40%が集中し、富裕層を中心に十九世紀ごろから分離独
>>立の傾向があります。ロサレス候補は同州の「自治」を支持してきました。同米国大使も〇
>>五年に同州を訪問して「独立国」と呼ぶなど、ロサレス氏に同調しています。

 かつてパナマ運河建設を打診してコロンビアに断られ、当時コロンビア領だった「パナマ」を切り取って「独立」させ、運河地帯を約100年間も租借したアメリカは、21世紀のベネズエラでまた同じことをやるつもりだろうか。


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「アメリカ合衆国を語ろう」スレッドより転載

「自由と民主主義」の国の実情

234 :無名の共和国人民 :06/09/20 05:33:49

「反イスラム行為:暴力・差別、3割増−−米人権団体報告」
毎日新聞 2006年9月19日 東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/archive/news/2006/09/19/20060919dde007030059000c.html

>>【ワシントン和田浩明】米国のイスラム系人権団体は18日、05年の反イスラム的な
>>暴力行為や差別などが前年比約30%増えて2000件近くに達し、過去12年間で最
>>高になったとの年次報告書を発表した。背景には、実行犯のほとんどがイスラム教国出
>>身だった01年米同時多発テロの影響が続いていることや、米国内で目立つ反イスラム
>>教的発言などがあると分析している。
>> 米・イスラム連絡会議(CAIR、本部ワシントン)によると、05年に同会議が把
>>握した反イスラム的な暴力・差別行為は1972件で、04年の1522件から29.
>>6%増えた。このうち「ヘイト・クライム」(憎しみによる犯罪)とCAIRが分類し
>>たものは153件で前年比8.6%増だった。具体的には▽イスラム寺院の爆破事件▽
>>老人、女性に対する暴力事件▽イスラム寺院を対象にしたと見られる銃乱射事件−−な
>>どが発生しているという。

「自由と民主主義」を標榜している国の現在の状況。


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ブッシュ、恥を知れ!( by マイケル・ムーア )

228 :無名の共和国人民 :06/09/07 11:26:16

「米大統領、アルカイダをレーニン、ヒトラーとなぞらえる」
2006年09月06日11時10分 朝日新聞

http://www.asahi.com/international/update/0906/008.html

>> ブッシュ米大統領は5日、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン
>>容疑者を、共産主義にとってのレーニンやナチズムにとってのヒトラーになぞらえ、
>>「邪悪な野心家を過小評価するのは大きな過ちだと歴史は教えている」と述べ、イラ
>>クから米軍が撤退すればアルカイダがイラクを聖域として活用すると訴えた。
>> 9月11日の同時多発テロ5周年前後に続ける対テロ戦争に関する演説の一環とし
>>て、米国軍将校協会の会合で演説した。
>> 大統領は、レーニンが共産主義革命を目指す本を出版したことと、1920年代に
>>ヒトラーがユダヤ人絶滅の意図を自著で説明したことを同列に扱い、その際に「世界
>>は真剣に受け止めず、後から痛い代価を払った」との主張を繰り広げた。

ヒトラーに似ているのはむしろおまえ自身だろう・・・・
相変わらず無様な演説をして恥じない最低の大統領だ。


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アメリカの核ジャイアニズム

217 :無名の共和国人民 :06/08/31 17:16:14

「米が未臨界核実験実施 半年ぶり、23回目」
 2006年08月31日10時18分 朝日新聞
http://www.asahi.com/international/update/0831/011.html?ref=rss

>> 米エネルギー省国家核安全保障局は30日、ネバダ州の地下実験場で未臨界核実験を
>>実施した、と発表した。実験は今年2月以来で半年ぶり。通算では23回目。同局は
>>「実験は成功した」としている。
>> 「ユニコーン」と名付けられた実験は、米ロスアラモス国立研究所が担当し、深さ約
>>300メートルの縦穴の底で実施された。
>> 未臨界核実験に対しては、96年の国連総会で採択された包括的核実験禁止条約(C
>>TBT)に違反するなどとして国際的な批判も強い。米国はすべての核実験を禁じた同
>>条約に署名しながら、いまだに批准していない。
>> 米国は97年7月に最初の未臨界核実験を実施した。ブッシュ政権下では今回が10
>>回目だ。


オルタナティブ政治経済
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戦前の日本が民主主義国家だったという詭弁

284 :無名の共和国人民 :06/09/24 07:57:27

>>283
>>戦前も戦後も立憲君主制の民主主義国家だよ。

 面白すぎる発言だ。大日本帝国憲法は、国民主権ではなく「天皇主権」だよ。三権を含む統治権を総覧してるのは天皇だった。大日本帝国のどこが民主主義国家なんだよ。

「天皇ハ国ノ元首ニシテ統治権ヲ総攬シ此ノ憲法ノ条規ニ依リ之ヲ行フ(大日本国憲法・第4条)」「天皇ハ帝国議会ノ協賛ヲ以テ立法権ヲ行フ (同・第5条)」
「司法権ハ天皇ノ名ニ於テ法律ニ依リ裁判所之ヲ行フ(同・第5条)」

「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は 国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を 排除する。(日本国憲法前文)」

http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/kennpouhikaku.htm

 立憲君主制といっても、プロシア的「外見的立憲主義」にすぎないし、大日本帝国と日本国では実質的にはまったく違う。大日本帝国憲法にさきだつ1876年に制定されたオスマン=トルコ帝国の 憲法(いわゆるミドハド憲法)のほうが責任内閣制を規定しておりはるかに進歩的だった。
(残念ながらこちらは発布後まもなく停止されてしまったが)


286 :無名の共和国人民 :06/09/24 21:06:42

 ヲチスレで騒いでるみたいだから、クマされたあわれなウヨちゃんに反論しとく。
http://fast.io/ex9.2ch.net/test/read.cgi/net/1156850488/731-732

>>大日本帝国憲法の第四章は無視かい?
>>天皇が議会の協賛無しに、親政を行えるシステムではないよ。

 大日本帝国憲法の第4章は以下のとおり。

「国務各大臣ハ天皇ヲ輔弼シ其ノ責ニ任ス」(第55条1)
「凡テ法律勅令其ノ他国務ニ関ル詔勅ハ国務大臣ノ副署ヲ要ス」(同条2)
「枢密顧問ハ枢密院官制ノ定ムル所ニ依リ天皇ノ諮詢ニ応ヘ重要ノ国務ヲ審議ス」

 戦前の日本の内閣制度は、天皇が首班を指名した。したがって議会に責任をまったく負っていなかったし、議会には内閣を不信任する権利もなかった。できてせいぜい弾劾決議くらいなもの(それとて法的効力はまったくはなかった)。したがって、これらの条文から「議会の協賛無しに、親政を行えるシステムではない」などいう結論を導くことができるはずもない。


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「東京都教育委員会って異常」スレッドより転載
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2006年09月21日

クーデタは体制変革の手段か?

273 :無名の共和国人民 :06/09/21 03:02:22

>>272

 タクシン政権の政治がいかに腐敗していたとしても、自由選挙によって成立した政権を武力によって転覆することは、左派としては到底容認できるものではない。民主主義国を標榜する国ならならなおさらありえぬ話だ。タイ憲法裁判所も選挙のやり直しを求めており、いずれにせよまもなく自由選挙が行われるはずだった。

 そもそも「クーデタ」というのは同一階級内の権力闘争奪取の一形態にすぎない。民衆による「革命」とは本質的に違うし、左派がそれを肯定なんぞできるわけない。

 クーデタによって民主主義がもたらされた例なんて数えるほどしかない。せいぜいフィリピンと、独裁者サラザール死後のポルトガルで、軍部左派による軍事クーデタが後継のカエタノ政権を打倒した例くらいのものだ。フィリピンでは、マルコス打倒後のアキノ政権下でも軍人はクーデタ未遂を繰り返し、ロクなもんじゃなかったし、ポルトガルでも革命の主役だったアントニオ・スピノラは、その後自ら大統領に就任しながらも、議会と対立した挙句、クーデタを起こそうとして失脚した。
 またラテンアメリカでは、アメリカの支援した軍事クーデタが数え切れないほど起きている。有名なアルゼンチンのペロンもクーデタで政権を失った。ラテンアメリカでふつう9.11といえば、アメリカに支援されたピノチェトによるクーデタで、チリ大統領アジェンデが命を落とした日のことだ。アメリカは自由選挙によって成立した民主政権をクーデタで打倒し、反共というだけの理由で人権抑圧の軍事独裁政権を長期にわたって支援していた。

 ここにいたウヨちゃんはこないだまで「天皇制はクーデタに対する抑止となる」なんて言ってた奴がいたが、ちゃんちゃらおかしい。君主は、自分自身の地位に矛先が向かない限りにおいて、クーデタでもなんでも認めるときゃ認めるのだ。ベニート・ムッソリーニに組閣させたイタリア王国のヴィットーリオ・エマヌエーレ3世しかり、石油企業国有化を推進した民族主義者のモサデグ首相を、英米と結び自らのクーデタで倒したイラン売国の国王パフレヴィ2世しかり。


278 :無名の共和国人民 :06/09/21 14:28:18

>>277
>>理念じゃなくてタイ国民にとって是か非かって事だな。
>>外国の人間が自分達の理想と違うからお前らの国のやっている事はおかしいと
>>言った所で意味が無いわけで。

 不敬罪のある国で、国王の名において行われたクーデタを批判する市民が少数だからといって、それが必ずしも正しいということにはならない。その論理は、たとえば北朝鮮の体制を批判する人々がほとんど存在しないからといって、金正日政権を非難できないというのと同じだ。
 バンコクの公立大が約2000人を対象に20日実施した緊急世論調査では、軍のクーデターへの支持率は高く約84%だったが、一方で、約16%が「国のイメージダウンになる」「政治への信頼が低下する」などの理由から反対している。国民の支持が高ければ何をやってもいいということにならないのは、ブッシュのアメリカを見てもあきらかだ。
http://www.asahi.com/international/update/0921/004.html?ref=rss


279 :無名の共和国人民 :06/09/21 14:32:19

(>>278のつづき)

 タクシン政権の排除理由は「不敬」だった。タイの「民主主義」は、現在の日本のそれより、かつての大日本帝国憲法下の限定的な「議会政治」に近い。その証拠に、タイには超憲法的存在である枢密院があり、その議長である元首相のプレム氏は士官学校での講演で軍を競走馬に例え「政府は騎手に過ぎず、騎手が交代しても馬はオーナーである国王と国民のために走る」と言っている。これはいわば戦前の日本で右翼や軍部がロンドン海軍軍縮条約を調印した浜口雄幸・民政党内閣を統帥権干犯であるとして非難したのと同じ図式だ。
 これに対して、タクシン氏は「憲法を超えたカリスマのある人が政治に混乱をもたらしている」と反論していた。 朝日新聞の報道によれば、タクシン氏自身は国王への批判は慎重に避けていたが、プレム議長を批判したことにより「不敬」であると非難されたのだ。
http://www.asahi.com/international/update/0921/001.html

>>273
 ルーマニアについて言えば、民衆蜂起による革命というべきであって、軍隊によるクーデタではない。NHK「チャウシェスク政権の崩壊 〜市民が撮った革命の7日間〜」(1990)によれば、チャウシェスク政権下のルーマニアには軍とは別に秘密警察(実質的にはチャウシェスクの親衛隊)があり、デモ隊が大統領宮殿へなだれ込み、チャウシェスクがヘリで脱出を図ると、こちらが先に民衆への攻撃を開始している。チャウシェスクは国軍も動員しようとしたが、軍参謀長はチャウシェスクの命令に従わず、民衆の側にあると表明し、その後両者の間で一時戦闘状態となったのだ。


280 :無名の共和国人民 :06/09/21 14:41:44

かつての「クーデタ支援国家」も、今回のクーデタを非難している。

>> アメリカ国務省のケーシー副報道官は、20日の記者会見で、タイで起きたクーデター
>>について「軍事クーデターは正当化できるものではない。きわめて失望した」と述べて非
>>難しました。しかし、タクシン首相の復権を求めることはせず、「タイの民主主義は一歩
>>後退したことになるが、法の統治と民主主義に基づいて解決することが重要だ」と述べて、
>>実権を握ったタイの軍部が約束どおり早い時期に民主的な選挙を実施するよう求めました。
>>そのうえで、軍事クーデターが起きたことでタイとの関係の中で見直しが必要になるもの
>>もあると指摘して、アメリカ国内法に基づくタイへの援助などを再検討せざるをえないと
>>いう考えを明らかにしました。
http://www.nhk.or.jp/news/2006/09/21/d20060921000061.html


287 :無名の共和国人民 :06/09/22 04:01:29

>>281
 今回はもちろんのこと、過去のクーデタもいずれも国王が公然と承認を与えている。先に、タイには不敬罪があると書いた。そういう国で国王が支持(実質的には指示)しているクーデタを公然と批判することは、この日本で天皇制の廃止を唱えることよりもずっと難しいんだよ。現在のタイでの世論調査は、戦前の日本で世論調査しているようなもの。
 タイには学生時代から何度か行ってるが、あの国の政治体制を北朝鮮なみなどとは言わぬが、近代的な民主主義国ともとても言いがたい。戦前の大日本帝国の大正期あたりは、ちょうどいまのタイのような雰囲気だったのではないだろうか(もちろん想像に過ぎないが)。

バンコク週報 09/21 「国王陛下、クーデターを承認」
http://www.bangkokshuho.com/news.asp?articleid=239


288 :無名の共和国人民 :06/09/22 04:04:22

つぎに、不敬罪について

Wikipedia「不敬罪」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%87%E5%AE%A4%E3%81%AB%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B%E7%BD%AA

>> 不敬罪(ふけいざい)とは、国王や天皇など君主や、王族や皇族など君主の一族に対し、
>>その名誉や尊厳を害するなど、不敬とされた行為の実行により成立する罪。
>> 不敬罪は、絶対君主制など、主権者たる君主と国家の存立を同一視する体制において定
>>められることが多い。現在では、不敬罪は、国民の自由(特に表現の自由)を過度に制約
>>するおそれのある犯罪類型と考えられ、君主制を採用している国でも廃止または失効して
>>いることが多い。イスラム圏の諸国やタイ王国は、現在も不敬罪が存在する数少ない例で
>>ある。

 タイでは、街のあちこちに国王や王妃の肖像が飾られ、映画館でも、映画の始まる前に国王をたたえる映像が流れ、起立しないと不敬罪になる。たまたま外国人旅行者が座ったままだったことから、他のタイ人観客から袋だたきにあうという事件が起きたほどだ。この法の適用については外国人も例外ではない。不敬罪に問われれば、悪ければ実刑判決だ。この国では不敬な発言がもとで国会議員を罷免された例もあるという。
 2003年には、タイに「くわしい」はずの日本人男性が出版した本(日本語)の中で、王妃や王子に対す侮辱があったとして、不敬罪で懲役1年6月、執行猶予2年の有罪判決を言い渡された。

その本というのはコレ。ちょいと感心できない記述もある。
「極楽タイ暮らし―「微笑みの国」のとんでもないヒミツ」高野 秀行
http://www.amazon.co.jp/gp/product/458430677X

 しかし、当然のように、タイ国内にも不敬罪を批判する声はある。オルタナ的には当然コッチを支持するべきだよ。

「タイの社会運動家、不敬罪を批判」
http://www.janjan.jp/world/0605/0605244922/1.php


304 :無名の共和国人民 :06/09/24 20:42:41

>>303
 立憲君主制とは、世襲あるいは選挙制の君主を元首とする君主制をとるが、君主がもつ権力が憲法によって制限されている政体だ。

Wikipedia「立憲君主制」参照のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%8B%E6%86%B2%E5%90%9B%E4%B8%BB%E5%88%B6

 タイには大日本帝国憲法下の日本と同じ外見的立憲制。憲法も議会もあるが、主権者は国民ではなく君主であり、憲法上議会に君主の権力を制限する規定がない。

>>憲法の枠組みを越える権力を「国王」が自由に使っているならば確かに違うね。
>>自分には形式的かもしれないが「国王」自身がそれを行っている国には見えないが。

 君主が権力を行使するか否かは君主個人の資質に属するだけで、法制度とは関係がない。現在のタイの内閣制度は、超法規的手段で政権を奪取しても、国王がひとたび承認すれば政権交替があっさり認められてしまう点において、戦前の日本の「慣例としての責任内閣」と同じ脆弱なものにすぎない。


312 :無名の共和国人民 :06/09/25 17:52:07

>>306
>>特に今回は実際の条文が分からないタイ憲法が議題なのでここらで止めます。

 なにが神学論争なのかわからんが、現在のタイの憲法(1997年憲法。日本語訳)ならここにあるぞ(pdfファイル)。
http://www.jetrobkk.or.th/japanese/pdf/3.7.4.11.pdf

 最後の改正以前のもの(1978年憲法)の日本語訳はこちら。
http://sawasdee-thailand.sdlic.com/kenpo.html

 1997年憲法はこれでも民主的になってきたほうだが、まだまだ民主的憲法とは言いがたいと思う。

 現在の憲法には、第2条で「タイ国は国王を元首とする民主主義制度をとる」と明記しており、第3条では「主権はタイ国民に属する」という記述も見える点で、かつての大日本帝国憲法よりはずっとマシではある。
 ところが、第7条では、「本憲法に適用すべき規定がない場合は、国王を元首とする民主主義制度の政治慣習に従う」という部分がある。「政治慣習」というのは、超法規的なクーデタも、ひとたび国王が承認すれば合法となるという口実となっている。
 また、第8条では「国王は崇敬される地位にあり、何人も侵すことはできない」という条文があり、これはもちろん大日本帝国憲法における天皇の地位の規定に影響を受けたものであるし、不敬罪の法的根拠根拠となっている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%81%AE%E5%9B%BD%E7%8E%8B


313 :無名の共和国人民 :06/09/25 18:33:34

 1978年憲法第45条、および第46条にもとづき、タイでは社会主義、共産主義はおろか、王制廃止を口にしただけで憲法違反となり、そのような主張を行う政党は存在できないことになっていた。軍事政権の弾圧もあり、タイ共産党は1980年に事実上崩壊した。
 現在の1997年憲法は、「本憲法に基づく政党に関する法律が規定する人数の政党員である下院議員、政党役員あるいは政党員が、自己が所属する政党の決議あるいは規則が本憲法に基づく下院議員の地位および職務に抵触する、または国王を元首とする民主主義統治制度の基本原則に抵触あるいは相反すると判断した場合は、憲法裁判所に裁定を要請する権利を有する。憲法裁判所が、その決議あるいは規則が国王を元首とする民主主義統治制度の基本原則に抵触あるいは相反すると裁定した場合は、その決議あるいは規則は無効となる。(第47条)」としている。「国王を元首とする民主主義統治制度」というのがキーワードとなるかもしれない。

 先にあげた共産党に関しては、現在合法化されていることになっているらしいのだが、具体的実定法による保障があるかどうか、いまのところわからない。
http://www.haruko.gr.jp/news/2004/hot040910.html


314 :無名の共和国人民 :06/09/25 18:38:01

(>>313のつづき)

 タイでは、クーデタは1932年の立憲革命の翌年にはやくも発生して以来、幾度となく起きている。いずれも国王の権威を背景に超憲法的に行われ、国王はその都度承認を与えてきた。特に1976年の「血の日曜日事件」といわれる軍部による民主化運動弾圧では、多くの死傷者が出ている。

 先に書いたように、タイの憲法裁判所は今年4月の下院議員総選挙無効の裁定をしていた。その後国王も再選挙に同意したため、10月選挙のやり直しが行われる予定だった。
 それにもかかわらず、タイ国軍はクーデターを起こし「民主主義統治改革評議会」なる組織を置いて三権を停止している。同評議会は、憲法の停止と、一時的であるにせよ、事実上の国王親政とを宣言し、クーデタに対するマスコミの報道に圧力をかけている。

 まだまだ民主的とはいえぬ同国憲法にすら「人は言論、文筆、印刷、出版およびその他の方法による意思伝達の自由を有する。第一段落に基づく自由の制限は、国家の安全保障、他人の権利、自由、名誉、名声、家庭内の権利あるいはプライバシーの保護、または公の秩序あるいは善良の風俗の維持、 または国民の心身の荒廃の防止あるいは阻止のための特別法の規定に基づく権限による場合を除き、これを行うことはできない。本条に基づく自由を剥奪するため印刷所、ラジオ局あるいはテレビ局の閉鎖を命令することはできない。新聞、出版物、ラジオあるいはテレビにおける報道あるいは言論を公表前に係官が検閲することは、国が戦争あるいは戦闘状態にある間を除き、これを行うことはできず、第一段落に基づき制定された法律の規定に基づく権限によらなければならない(39条)」
 さらに「人は、本憲法が規定していない方法により国家行政の奪取につながる行為に対し、平和的な方法をもって抵抗する権利を有する(65条)」という条文もある。
 今回のクーデタで行われた軍部によるマスコミ統制は、これらの条文の規定にすら違反すると思われる。だからこそ「憲法停止」が必要だったのだろう。

 そして、このようなことがまかり通る国は、民主主義国家とはとてもいえない。


321 :312:06/09/26 17:41:27

>>320
>>ここらへんをあなた自身の文章で読んでみたかったです

 どういうイチャモンよ。リンク先読んでもいないようだな。上記>>312-314はおれが直接書いた文章であって、リンク先の引用じゃありませんぜ。Wikipediaの「不敬罪」の項目の定義部分、マスコミによって報道されている事実、およびタイ王国の憲法条文からしか引用してませんけど?

 そもそも「都合が悪くなると」「引用合戦」なんていってるけど、あなたたちみたいな人が好きな「ソース」を示してるだけだぜ。


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戦前の「無産政党」について

175 :無名の共和国人民 :06/09/17 20:22:52

>>172
>>それは違うな。戦前の無産政党の奴等は天皇の存在に違和感がなかったから
>>天皇に言及する必要性を感じていなかった。

 じゃあ天皇制政府は治安維持法なんてつくる必要なかったってことかい? 男子普通選挙と同年に治安維持法を制定した理由は、労働者や小作人などの無産市民が選挙権を得て社会主義政党が議席を伸ばし、革命が起こることを恐れたからに他ならないわけだがな。実際に議席を獲得できた無産政党だけが無産政党ではない。実際、天皇制に批判的な左派勢力は狙い撃ちされて検挙されている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E7%94%A3%E6%94%BF%E5%85%9A

 まあ、無産政党といいながら、反共政党や国家社会主義的な政党もあったから、天皇の存在を否定しなかった党派がたしかにあったことは否定しないがね。


183 :無名の共和国人民 :06/09/17 21:13:16

>>180
>>そもそも普選開始時点では、「労働者や小作人」が選挙権を得られるような時代じゃない。

 普通選挙と治安維持法は同じ1925年に同じ「護憲三派」内閣の加藤高明内閣が制定したんだよ。この年に労働者や小作人にも選挙権が与えられたことは確かなことだぜ。
 だから、1928年におこなわれた初の男子普通選挙では、与党が大々的に選挙干渉したにもかかわらず、労働農民党や日本労農党、社会民衆党などの無産政党が衆議院に議席を獲得できたんだよ。

 その結果に危機感をもった当時の田中義一内閣は、同年の3.15事件で非合法の共産党だけでなく、合法的無産政党の労働農民党までも検挙・弾圧したし、この年、治安維持法を改正し最高刑を死刑に引き上げている。しかもこの改正は帝国議会による審議を待たず緊急勅令というかたちで改正を強行したものだった。

Wikipedia「治安維持法」
>>1923年に関東大震災後の混乱を受けて公布された緊急勅令 治安維持ノ為ニスル罰則
>>ニ関スル件(大正12年勅令第403号)。普通選挙法とほぼ同時に制定されたことから
>>“飴と鞭”の関係にもなぞらえられ、普通選挙実施による政治運動の活発化を抑制
>>する意図など治安維持を理由として制定されたものと見られている。また、1917年の
>>ロシア革命や1924年の日ソ国交樹立による共産主義思想の拡大を脅威と見て成立し
>>たと考えることもできる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%BB%E5%AE%89%E7%B6%AD%E6%8C%81%E6%B3%95


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天皇制を廃止して皇族を解放しよう(笑)!

106 :5:06/09/15 14:35:41

一日で100レス以上もいってて、ここまで読むのに時間がかかったよ。
気になった論調について

>>20
>>こうした不自由や不平等、論理の矛盾を完全になくすことはできないんじゃない?
>>ようはそれが、許容可能な不自由や不平等であるかどうか、という話で。

>>54
>>天皇制を廃止して天皇がたとえ同じ地位になったとしても、果たしてそれが「平等」
>>と呼べるかどうか疑問だ。明治期の士族の困窮、被差別部落民の困窮も全ては表面上
>>「平等」としたのが原因だ。アメリカの奴隷解放も黒人たちを困窮させるきっかけに
>>なった。

>>72
>>まあ人間なんて生まれながらにして不公平ですよ。貧富の差もあるし男女の別もある
>>し 国籍だってね親だって選べないし。別に皇族に限った事ではない

>>85
>>差なんてないに越したことはないが、言い出したら
>>「たまたま女に生まれたから」
>>「たまたま心臓病に生まれたから」
>>「たまたまイケメンに生まれたから」
>>「たまたま社長の息子に生まれたから」
>>「たまたまシングルマザーの子に生まれたから」
>>となるわけで、先天的な個体差はどこかで諦める必要があるわな。
>>どこで諦めるかが、難しい判断だよね。

 ベーシックインカムスレにも「格差はなくならないからなくそうとするのは無駄」と言った奴がいたが、これらは非常に似た論理だな。同一の人物かどうかはわからないが。
 格差や差別がなかなかなくならないのは事実だが、それをただ容認すし、格差や差別を肯定するのと、少しでもなくそうと努力するのでは、態度として大違いなのではないか?
 あと、アメリカの奴隷解放については反論したい。黒人への不当な抑圧が続いたのは合衆国憲法の修正条項を、南部諸州が州法その他で骨抜きにしたのが原因なのだ。「平等」としたからではなく「平等」がただの「形式的なもの」にされたからに他ならない。これらの言辞は「人為的・制度的差別」と、生まれ持ったただの「差異」を混同しているかのようだな。無意識にか、意図的にかわからんが・・・。



107 :5:06/09/15 14:43:09

(>>106のつづき)

>>44
>>代わる制度は共和制しかないが、
>>廃止論者は小泉大統領や安倍大統領を望んでるわけ?

 おれは共和主義者だが何か? 小泉大統領や安倍大統領なんて望むわけないし、それはくだらん煽りにすぎないが、民選大統領ならその気になれば合法的に選挙によって打倒することはできるだろ。天皇のような超憲法的な思想装置(天皇個人の人格に関係なく)が権力によって政治的に積極的に利用されたら、戦前とちっとも変わらん。

 ちなみに>>56で「戦争装置」と書いたのはおれではないが、戦前の軍部にとってはそういうことにも使える魔法の杖だったよな、天皇制は。


110 :無名の共和国人民 :06/09/15 17:27:38

>>108
>>事実上の立憲君主制である天皇制のおかげで
>>(形式上の任命権が天皇陛下にあるとしている)
>>クーデターなどの政変について安全機構になっている面もあるよね。

 ないない。戦前の体制でも2・26事件は起きた。王制だったイタリアでは、ムッソリーニがローマ進軍を行ったとき、国王は喜んで当時の首相の解任と、ムッソリーニへの首班指名をやった。だからイタリアは国民投票で王制廃止にまでいたったわけだが・・・

 ゆえに、君主の任命権なんぞ、なんの歯止めにもならん。


112 :無名の共和国人民 :06/09/15 17:47:28

>>111
>>天皇の命令で解散したクーデターは天皇が歯止めになってるでしょ。

 2・26事件のことを言っているのかな。あれは天皇の信頼の厚い斎藤実の殺害に昭和天皇が怒っただけだ。その後も政治家や言論への弾圧はむしろ「国体護持」の名のもとに行われた。天皇制が圧政の歯止めになるなどというのはイカした言辞だ。


124 :無名の共和国人民 :06/09/16 05:00:01

>>121
>>天皇制廃止で皇族をいきなり無一文で放り出すのは彼らの人権を無視した行為なん
>>じゃないかと思ったもんでね。

 誰もそんなこと言ってないじゃん。

 本当に皇族がただの国民になってもらえるもんなら、おれ個人的には、多少の持参金でも持たせりゃいいとまで思うぜ。黒田さんちに嫁いだ女性にも、結構な持参金あったらしいじゃない。
 宮家ごとに別荘一軒ずつくれてやるのでもでもいいかもな。
(これには他の左派にも反論があろうが・・・)

 そのかわりたんまり固定資産税も払ってもらおう。それから相続税もね。その後の生活は、ちゃんと就職して働いてもらえばいいだけでしょ。国民年金にも加入して、ふつうの国民になればいいだけ。食えないほど苦しかったら、日本国民なら生活保護という道もある。


136 :無名の共和国人民 :06/09/16 17:15:10

>>135
>>もし、眞子さまや佳子さまが、ネットを閲覧していたら、
>>こんなこと議論していていいんだろうか…。

 いいに決まってるだろ。それが言論の自由だ。

 皇族自身もこういったことを考えることは自由かもしれないが、言論の自由は事実上ない。眞子さんや佳子さんに限っていえば、皇族を離脱する道もあるが、天皇制は非常に理不尽な制度だな。天皇制を廃止し皇族を解放、基本的人権を付与すべし。


164 :無名の共和国人民 :06/09/17 17:23:48

>>163
>>天皇というワンクッションを挟むのは実は合理的なやり方なのかもな。

 逆だよ。批判を無意味にするために批評不能な天皇を出してくること自体、合理的な考え方からはほど遠い非合理主義だと思うね。戦前の無産政党も、非合法の共産党以外は奥歯にモノの挟まったような言い方でしか、社会改革について語れなかった。それは天皇制が存在し、それを容認するしかなかったためだ。
 吉野作造の「民本主義」だって、天皇制下において擬似デモクラシーを実現するための方便でしかなかったしな。必要な議論はやらねばならんよ。それが民主主義というもの。

 天皇を批判しただけで右翼に脅迫されたりテロに遭う可能性があるのは現在でも変わらん。根拠のないタブーは打ち破られるべきだ。


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2006年09月13日

格差是正ヌキのベーシックインカムはありえない

82 :無名の共和国人民 :06/09/02 07:21:34

>>81
 このスレ、ワンマンショーになってるな。

 この人の言うベーシックインカムって、現状で豊かな階層の消費や環境負荷についてはどう考えているのだろう。「現実社会の格差を認めない共産主義より、格差を認めた上で最低限保障をする」なんていうが、豊かな人が現状の収入を維持したまま貧しくて食えない人がいなくなるなんてのは現状ではフィクションに過ぎないと思う。現在の先進国の豊かさは発展途上国の搾取の上に成り立っている側面もある。まず現状の企業のあり方や賃金体系とともに、全地球的な観点からの環境対策や発展途上国との関係を見直していかなければ、このひとのいう「共産主義」と同様、ただの絵空事にすぎない。


93 :無名の共和国人民 :06/09/03 19:01:36

>>83
>>これについて具体的に説明する義務があるよね。
>>本当に、先進国の豊かさは発展途上国の犠牲と関係あるわけですか?

最初に訊かれてるのは、あんただよ。
まあ、ご質問には答えておくよ。

 発展途上国は一次産品やエネルギーを供給する役割を押しつけられ、先進国に付加価値の高い製品を売りつけられ搾取される。こんなことは国際経済の常識ではないのか?

>>86
>>独立後もモノカルチャー農業によってしか外貨が得られないなど先進国が実質的に彼らの
>>経済を握っていそうな局面も少なからずあり、また建前上は対等な立場で行われる国際条
>>約の検討に対して先進国が実際に持つ影響力を考えると、実は搾取されているんだという
>>立場もあり得る。

 発展途上国は豊富な土地資源、豊富な労働力といった優位点を本来的に持っているにもかかわらず、その分野の製造業は先進国の確立された製造業には太刀打ちできない。そもそも先進国と発展途上国間の格差は、その大部分が欧米列強による植民地支配の時代に形成され固定化されてきたものだ。そして政治的には独立を実現したものの、経済的には先進国に対して経済的な従属を余儀なくされている。
 日本も例外ではない。戦後日本は植民地なんぞもっていないが、アジアの発展途上国に工場をたて、現地で労働者を使いながら、先進国であれば当然支払われるべき賃金を彼ら発展途上国の人々には十分支払わっていないばかりか、それを当然と開き直っている。それは搾取そのものである。発展途上国の経済水準なぞ理由にならない。同一労働には同一賃金が支払われてしかるべきなのだ。「グローバリズム」の名のもとに世界市場が統合されるなら、労働者の賃金水準も同様であってしかるべきだが、現実にはそうなっていない。それは先進国が望んでいないことだからだ。


94 :無名の共和国人民 :06/09/03 19:06:40

(>>93のつづき)

>>88
>>先進国は今、知的財産権の囲い込みにやっきになっている。

 発展途上国の必要とする技術のほとんどは先進国の大企業が保有しており、それを獲得するために発展途上国は多大のコストを必要とする。また技術移転に対する依存は先進国への継続的な技術的従属につながり、国内技術の開発にとって阻害要因となり得る。
 先進国による多額の政府開発援助(ODA)があるにもかかわらず、発展途上国は多くの債務を抱えている。先進国は、日本のODAを例に挙げれば、援助とひきかえに、事実上日本の企業への発注を強制してきた。先進国は途上国の人々を低賃金で働かせ、経済援助という名のもとに高利貸付をおこなっている。発展途上国の経済は低迷し、永遠の債務者へと追いやってきたのは、言うまでもなく先進国だ。先進国にとって、発展途上国へ技術移転を積極的に行う理由は、そこから投資に見合う収入が十分に得られるという保障があるからに他ならない。先進国が発展途上国に経済援助や投資を行うのは、自国の経済に悪影響を及ぼさない場合に限られる。
 現地の経済発展を促し、現地生産の製品が現地市場の需要を上回るようなことになり、先進国へ逆輸入され先進国の産業と競合するようなブーメラン効果はまったく望んでいないからだ。

 先進国による大量生産、大量消費、大量廃棄という問題は、国内だけの問題にとどまらない。発展途上国の多くの人々の生活や生活環境と大いにかかわっているのだ。先進国に暮らす人々の「豊かさ」はそのうえに成り立っていることは間違いのない事実であって、先進国の国民は、たとえ労働者であろうと富裕層であろうと搾取構造のなかにいるのだ。
 ベーシックインカムを語るなら、世界経済が環境破壊や戦争による破壊から免れ、持続的発展を実現し、発展途上国の貧困層にもその恩恵がいきわたるようなものでなければならないはずで、そうでなければ「労働からの解放」などという美辞麗句はあり得ない。


99 :無名の共和国人民 :06/09/03 19:36:03

>>95
質問ばかりしてないでそろそろ最初の質問に答えてくれないか。
>>82で書いたのだが、忘れているようなら繰り返す。

 「あなたのの言うベーシックインカムとは、現状で豊かな階層の消費や環境負荷についてはどう考えているのか」

 最初に質問されているのはあなたなんだよ。あなたは質問に質問で返してばかりだ。

>>今は、労働環境も昔ほど酷くは無くなってるのでは?
>>今は搾取関係と言うより、単なる下請け孫請けの関係になってるのではないのでは?

 ステロタイプな反論だな、技術革新は搾取構造を強化しこそすれ、解消するものではない。マニュファクチュアが産業革命後ち工場制機械工業になって搾取は減ったのか?
 現代の労働現場においても、ハイテク機器の発展は労働環境を集約的にしたとしても搾取構造はかわらないし、賃金の上昇は搾取が存在しない理由にはならない。パソコンやFAXや携帯電話がいくら発達しようとも、資本主義経済化において労働者の搾取構造はかわりようがない。「下請け孫請けの関係」も一種の搾取構造なんだよ。


102 :無名の共和国人民 :06/09/03 19:50:10

 いくら科学技術が発展しようと、賃金や生活水準が上昇しようと、搾取構造は決してなくなっていませんよ。あなた共産主義を批判してたくらいだから、マルクスの剰余価値論くらい読んでるよね。

剰余価値についての他のスレの書き込みより
http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1129473762/11-12
http://yy31.kakiko.com/test/read.cgi/x51pace/1129473762/46

あなたの理論でこれらを否定してみてくださいな。


104 :無名の共和国人民 :06/09/03 19:56:22

>>101
>>具体的に搾取されてる国があると言うのはどこの国ですか?

本気で言ってるの?

 中南米諸国がなぜ反米に傾いているのかわかりませんか? ベネズエラやボリビア、エクアドルは米企業の保有する鉱山や油田を国有化するようだけど、彼らは米国企業による自国国民と資源の搾取を理由としているよ。


120 :無名の共和国人民 :06/09/03 20:40:59

>>110
>>売りたくないなら売らないという選択肢はあるから。
>>途上国が一方的に搾取されてるわけではない。

 労働者が働くことによって労働力を切り売りしないと飢えて死んじゃうように、発展途上国も売りたくなくても資源を売らないとやってけないだけなのよね。


125 :無名の共和国人民 :06/09/03 20:50:45

 この人の胡散臭いところは、まず共産主義を否定してBIを持ち上げたこと。格差や搾取があることを前提とする共産主義を認めていないゆえに、格差も搾取も認めたがらない。

 究極のBIは共産主義だと思うぜ。「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る」これは究極のBIじゃないですか。

 もっとも、おれもまたこういう社会はすぐにくるわけないと思ってるので念のため。それをめざすには、まずこの世界から格差や貧困や搾取をなくす努力をしなければね。


127 :無名の共和国人民 :06/09/03 20:56:23

>>123
>>資源が売れるなら金になるんだから別にかまわないだろ?
>>なにが問題なんだ?
>>むしろ売れないほうが問題なのではないか?

 やっぱこの人、搾取のなんたるかわかってないわ。せっかくリンクしたのに、読んでくれないのね。


129 :無名の共和国人民 :06/09/03 21:04:54

>>128
>>アンカーつけなよ誰がいつ共産主義を否定したのか、
>>スレを読み返しても誰も書いてないのだが?

 それは>>78なんだけど、ちがったらごめんよ。

 「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る 」のどこが格差そのものなの? よく似た言葉の「能力に応じて働き、能力に応じて受け取る」ってのと勘違いしてないですかい?


133 :無名の共和国人民 :06/09/03 21:14:28

>>131
>>金か何かはわからないが必要によって受け取った人と、受け取らなかった人と
>>格差が出るだろう?

 「だれでも受け取れる」という点においてまったく格差はありませんが何か?
結局質問には答えてくれないわ、またまた質問してくるわけね。


141 :無名の共和国人民 :06/09/03 21:30:37

>>139
>>ああ、だから最近言い換えたのかw

 なにいってんの、「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る 」って言ったのレーニンよ!
もうちっと勉強してきてね。



143 :無名の共和国人民 :06/09/03 21:34:54

>>139
>>格差、格差と騒ぎ立てるのは社民党と共産党

 ついにキレはじめたのか? wついてるし・・・


149 :無名の共和国人民 :06/09/03 21:49:42

>>145
>>「能力に応じて働き、みんな受け取れる」だったらここで議論されてるBIそのものじゃないか?

 「能力に応じて働き、働きに応じて受け取る」のが社会主義、「能力に応じて働き、必要に応じて受け取る 」というのが共産主義だといったのはレーニンで、マルクスは前者を「共産主義の第一段階」後者を「共産主義のより高度の段階」と呼んだんだそうな。(日共の受け売り)。
 マルクスは「国家成立以降の階級社会は、マルクス主義の立場では異常な状況で、無階級の共産主義社会が実現してこそ、「人類前史」は終焉する」「階級社会を克服した上で実現する無階級社会は、極めて生産力が高く、『能力に応じて働き、必要に応じて受け取る』」といった。

 人類前史(つうことは人類本史も)なんつうものがあるのかどうかはよくわからないが、マルクスは一国だけでそういう社会が実現するとは考えていなかったことだけは確かだな。


153 :149:06/09/03 22:02:57

ああ改行が乱れたな、すまんね。

>>151
>>必要に応じて受け取る書いておきながら格差だと批判したら、
>>みんな受け取れるだから格差じゃないといった。
>>みんな受け取れるならBIだろそれは。

 マルクスは「無階級の共産主義社会が実現してこそ、『人類前史』は終焉する」っていったんだよ。現実の階級や搾取をなくさないと、そういう世界は訪れないということ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E9%9A%8E%E7%B4%9A%E7%A4%BE%E4%BC%9A



181 :無名の共和国人民 :06/09/05 17:19:10

>>180
>>BI導入で国民一律に月の収入が数万アップ、って事は
>>その分物価と税金が上がってチャラになる、ってだけのように思うが。。

 だから所得の再分配のしくみというか、相続税なんかの議論を抜きには語れないんだが、相続税廃止論者の麻生を批判しただけでポルポト出してくるやつがいるからね(笑)。たぶん同じような廃止論者なんだろうけど。あれここのスレ主でしょ? ちがう?

 そういう人に、なんで相続税に反対するのか具体的に訊いてみたいもんだ。


183 :無名の共和国人民 :06/09/06 11:41:21

 スレ主は「格差はなくならない」から「なくそうとしなくていい」かのようなことを言ってるが、二者択一の議論に矮小化するのはよくない。格差はすぐになくならずとも、縮小へ向かえばいいのだから、所得税や相続税の累進の強化はむしろ必然だと思う。


206 :無名の共和国人民 :06/09/07 11:05:02

>>205
>>「高額所得者からとる」という発想のマイナス面

 ここでマイナス面なんて気にしてるのはあなたくらいのものだよ。なんのための累進性だ? 所得の再分配や格差是正についてあなたはどう思うのか?
 今さらだが、普通の労働者の1000倍稼ぐ人間が1000倍働いているわけではない。むしろ生産の現場で価値を創り出しているのは労働者そのものであって、リッチな経営者ではない。これを搾取というのだ。

 こう言うとIT関連産業は搾取が少ない云々だなんだと反論してきそうだから言っておくと、日本の企業のいったい何%が「搾取の少ない」IT企業だといえるのか?

 年に200万円しか稼げない人は税金で1円も取られなくたってアップアップだが年に1億円稼ぐ人から5000万円とったとして、生活になんの問題がある?
 実際は、消費税のような間接税は、普通に暮らすだけで低所得者により高負担となっている。格差是正のためにも逆進性是正は絶対に必要なんだよ。


232 :無名の共和国人民 :06/09/07 18:08:58

>>231
 新自由主義スレでは相続税廃止論をぶっている麻生の話をしたとたん、ポルポトを出してこられて格差是正は即座に否定されたよ。格差は「なくならない」から格差是正はやっても無駄だと。

>>230
>>単純に、金持ちから金を取れ、公共事業をやめれば金はある、ではすまない話でしょう。

 租税収入の中心は相続税でなくて所得税であることをお忘れなく。

 相続税はともかく所得税の累進性はむしろ一貫して緩和されてきてるんだぜ。 1974に75%だった最高税率は1989年には50%、1999年の定率減税実施では37%だ。かつての半分以下だよ。これ以上の累進緩和は必要ないどころか、もっと強化していいくらいだ。

 2007年から最高税率は40%になるが、課税最低限の所得が引き下げになってしまったので、これまで非課税だった年間195万円超〜330万円以下の低所得の家庭も課税されるのだ。先進国のなかでも、課税最低限は最も低いレベルなんだよ。日本はかなり貧乏人から税をとってるわけ。
 http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/028.htm

 一方で、逆進性のある消費税の税率アップばかりが検討されている。竹中にいたっては、所得の多寡にかかわらず人間単位で同じ税額を課す「人頭税」などというものを持ち出す始末。これらの議論を抛っておいてベーシックインカムを語ることなどできんよ。


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「ベーシック・インカムを日本にも普及させよう」スレッドより転載

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